土曜日, 4月 30, 2022
今月の創作
木曜日, 3月 10, 2022
ヨガでリラックス&リフレッシュ
皆様こんにちは。
ここ数日温かい陽気が続いていますね。クリニックの駐輪所の傍らにある梅の鉢植えもきれいに咲いています。今日はヨガのお話を少々。
3階フロアでは月に数回ヨガを行っていましたが、最近2階でも午後のプログラムでヨガを始めました。といっても、本格的な難しいポーズを取るようなものではなく、呼吸法やストレッチを中心としたもので、ヨガに初めて触れる方や体の硬い方でも安心して取り組める内容となっています。
2階のフロアは中等度から重度の認知症の方が中心なので、導入する前は果たしてプログラムとして成立するだろうかという不安がとても大きかったのですが、実際行ってみると予想外の手ごたえにとても驚きました。
プログラムの流れは、『呼吸法→呼吸と体の動きの連動→簡単なポーズ』で、おおよそ30~40分ほど行っています。
どんな手ごたえがあったかというと、
○プログラム中席を立ち歩いたり、大声を出す方がおらず、フロアに静寂の時間が流れる
○普段イライラされている方が、とても静かに取り組まれている
○終わった後の皆さんの表情が柔らかく、穏やかな時間が続く
などが感じられました。あまりの好感触に驚いたので、認知症とヨガの関係について少しばかり調べてみたところ『ヨガも有酸素運動と同様の効果を脳にもたらすことが明らかになった。ヨガの実践により、記憶や情報処理、感情のコントロールをつかさどる脳の部分に良い影響があると示唆された』というアメリカの記事を見つけました。詳細は省略しますが、気になる方はぜひ記事をご覧下さい(Newsweek日本版/2019.12.27)。
もちろんヨガだけの直接の効果とは言い切れず、音楽などの環境面も含めた相互的な結果かとは思いますが、治療的に良いものであるということは明らかに感じられました。
今後も継続して行っていきたいと思います。
そして、もう一つお伝えしたいのは、これをご覧になっているご家族の皆さんにもぜひお試しいただきたいということです。認知症の家族のケアという先の見えない日々の中で、心身のストレスが蓄積されているのではないでしょうか?たまったストレスを発散することはできていますか?コロナ渦において、思ったように外出が出来なかったり、違ったストレスも加わって、更にどんどんストレスがたまる一方になっていませんか?
そんな時、静かに座って呼吸を整えるだけでも、気持ちを切り替えたり、落ち着きを取り戻すことができます。いきなり一人で行うことは難しいかもしれませんので、YouTubeの動画などをうまく活用しながら取り組んでみるのがおススメです。そんな時間はない!という方は、朝起きた時に窓を開けて、外の空気を吸いながら、太陽に向かって大きく3回深呼吸してみましょう。たったこれだけでも、一日のスタートを気持ちよく切れると思います。
気候と気持ちの変動が起こりやすい時季だからこそ、自分を見つめる時間を忘れずにいたいですよね。
木曜日, 2月 17, 2022
春の足音
皆様こんにちは。
立春を過ぎましたが、北風はまだまだ強く、雪も降ったりして、ニット帽にマフラー・手袋が手放せない日々ですね。しかし、春の足音は遠くはありますが聞こえているようです。先日、『富士山と梅の花』の塗り絵をしていたご利用者様に「まだまだ寒いし、梅の花はもう少し先ですかね?」とお声掛けしたら、「あら、バスで来る時に咲いてる場所があったわよ。白梅と紅梅。日当たりとかにもよるんでしょうけどね。」と思わぬ返答をいただきました。梅の花が咲き始めたことにも嬉しさを感じましたが、車窓からの風景をしっかりご覧になっており、それをお話しして下さったことにも喜びを感じました。
同じように過ごしている毎日のようですが、少しずつ日が延びたり、花のつぼみがほころんだり、雲の形が違ったりと環境は変化しているのです。同じように人間の体調や気分の状態も毎日何らかの変化があります。
デイケアでお仕事をしていく上で、ご利用者様の小さな変化をキャッチすることはとても大切なことだと思います。特に、認知症を持たれている方の場合、その変化やそれによる心身の不快感をうまく表出することができずに、思いもよらぬ行動に出てしまうことがあります。大きなトラブルに発展する前に、日々の関わりの中で変化をキャッチすることにより、ご利用者様が快適に過ごせるだけでなく、私たち介護する側の負担も軽減することにつながります。
マイナスのサインだけではありません。快感情のサインもとても大切です。一番の分かりやすいサインは『笑顔』です。どんな声掛けや関わりをした時に笑顔を見せたのかを把握することは、特に中等度から重度の方との関りにおいては、言語を介してのコミュニケーションが難しいですので、その方にとっての心地よいもの、好きなものを把握しておくことで、デイケアをより安心して過ごせる快適な場所として提供することにつながっていきます。
難しく考える必要はありません。何気なく歌った歌に笑顔を見せたら、それをその方お気に入りソングだなと頭の片隅に入れて置き、その方が不安な状態になった時(例えば、お家に帰りたくなってしまった、お手洗いに行くのを渋っているなど)にそっと近くで歌って差し上げるだけでも、もしかしたら安心して下さるかもしれません。フロアでご利用者様と何気なく雑談をしているようでも、スタッフはそういったサインをキャッチするため、常にアンテナを張っているのです。
デイケアは病院と家庭の中間の場所です。集団生活ではありますが、お一人お一人にとって少しでも快適に一日を過ごせる場所でありたいと思っています。
最後に、今月の作品をどうぞ。
木曜日, 1月 13, 2022
新年の幕開け
皆さん、こんにちは。
鏡開きも過ぎ、年末年始の休日モードから少しずつ通常運転に戻りつつある今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?
ここ数日で感染者数が激増しているコロナの動向も気になりますが、オレンジのご利用者様は年明けから元気に通所されていますよ。
かたやま神社が今年も3階にお目見えしたので、年始は初詣を行いました。
お賽銭は、かわいらしいおもちゃのお金。紙幣が一万円・五千円・二千円・千円、小銭が500円・100円・50円・10円と箱に並んでいる中から、お好きなものを選んでお賽銭箱に入れていただきました。
ほとんどの方は紙幣、しかも一万円を迷わず選んでいました。中には1万円札を3枚取って3万円のお賽銭という大盤振る舞いをされる方も!!
ご参拝の後は、おみくじを引いて今年の運勢を占いました。
おみくじももちろんスタッフのお手製。工夫を凝らした文面を皆さん熟読されていました。
さてさて、今年はどんな一年になるのでしょうか?
『画虎類狗』(虎を画きて狗に類す)とならぬよう、しっかりと大地を踏みしめつつ、たくましく前に進んでいけたらいいなと思います。
皆さんの一年の計はどんなことを誓いましたか?
火曜日, 12月 28, 2021
良いお年を
皆さんこんにちは。
いよいよ年の瀬が近づいてきましたね。
今月は1度では伝えられないくらいたくさんの素敵なイベントがあったので、それを皆さんにお伝えして年末を締めくくろうと思います。
12月23日(木)『クリスマスコンサート』
当初はハーモニカの演奏のみの予定でしたが、お隣のリワークデイケアの有志の皆さんが演奏で参加してくださることになり、大変賑やかなコンサートとなりました。
楽器は、ハーモニカに加えて、電子ピアノ・ホルン・鍵盤リコーダーと多岐にわたり、珍しい楽器や初めて目にする楽器もあり、皆さん興味津々でした。観客も2階と3階のオレンジの方だけでなく、リワークデイケアの方も大勢見に来て下さいました。
また、演奏を聞くだけではなく、観客の皆さんも鈴やタンバリン・マラカスなどで一緒に演奏に参加するコーナーもあり、フロア全体が一体となり盛り上がりました。
コンサート終了後には、オレンジのご利用者様手作りのクリスマスカード(写真中央の譜面台にあるものです)を演奏者お一人お一人にプレゼントしました。
演奏中の様子などを写真でお伝え出来ないのが残念ですが、雰囲気だけでも感じていただければ幸いです。
最後の写真は、クリスマスイブの日のおやつです。クリスマス当日にもミニパフェづくりが行われ、23・24・25と毎日にぎやかなオレンジでした。
今年も1年ありがとうございました。
新しい年が皆さんにとっても素晴らしいものとなるようお祈り申し上げます。
来年もこのブログを通してたくさんのオレンジの笑顔を皆さんにお届けできますように。
木曜日, 12月 16, 2021
今年も残りわずか
皆様こんにちは。
ハロウィンが終わったと思ったら、あれよあれよという間に12月も折り返しを過ぎ、クリスマスや年の瀬の話題が多く聞かれる頃となりました。気候もこの数日でぐっと冬らしくなってきましたが、体調崩されていませんでしょうか?
オレンジの皆さんは皆さんお変わりなく、元気に通所されています。さて、クリニック内はクリスマスツリーや写真、創作の作品たちで素敵に彩られています。一部ですがご覧ください。
来週にはクリスマスコンサートも開かれる予定です。
コロナ以前の日常に戻るのは難しいですが、安全に暮らしてけるような対策をとりながら新しい日常を穏やかに過ごしていけるといいですね。
皆さんは、今年のクリスマスはどんな風に過ごされる予定ですか?
水曜日, 10月 20, 2021
秋深し、
皆様こんにちは。
ここ数日で季節は一気に秋めいて、朝晩冷え込むようになってきましたね。緊急事態宣言の解除で、デイケアをしばらくお休みされていた方々が再び参加されるようになり、オレンジも大分賑やかになってきました。
今回は日々の創作の様子を少しだけご紹介します。
デイケアでは、リハビリテーションの一環として様々な活動を日替わりで提供しています。創作もその一つです。折り紙や画用紙を使った作品から、時には自分の手を筆代わりに使ったアートを行ったり、先日は落ち葉を使った『フロッタージュ』と呼ばれるこすり絵を行うなど、多岐にわたる活動を取り入れてます。
それぞれの活動にはただ物を作り上げるだけではなく、きちんとしたねらいがあります。
そしてそれは作っている時だけではなくて、終わった後にも。
こちらの写真は、カレンダーのパーツを作成後、レイアウトを考えるためにテーブルの上に広げておいた時のものです。その場を通りかかったご利用者様が自然と集まって、カレンダーのパーツを見ながらおしゃべりが始まりました。
「このリンゴよくできているわねぇ」「おいしそうな色」
「どれを食べてみたい?」「私は柿かなぁ」「さつま芋もおいしそうよ」
素敵な交流の場を目にして、スタッフも気持ちがほっこりしました。ハイ、実はこれもねらいの一つなのです。作ったものから季節を感じたり、作品を通して人と交流したり、お話をしながらご自身の幼い頃を思い出したり・・・そういった活動をすることが心身の活性化、そして穏やかな日常へとつながっていく。デイケアのリハビリってそういうものなのではないかと考えています。
こちらはハロウィンの飾りの一つです。
ご高齢の方にとってはほぼ馴染みのない行事かもしれませんが、新しいことに関心を持つ、好奇心のアンテナを常に伸ばす、ということも脳の活性化につながります。なので、新しいことも活動の中に積極的に取り入れています。
皆さんが最近新しく関心を持ったことは何ですか?
かたやまクリニックのHPはこちら
➡https://www.urawamisono-katayamaclinic.jp/




