皆様こんにちは。
ここ数日で季節は一気に秋めいて、朝晩冷え込むようになってきましたね。緊急事態宣言の解除で、デイケアをしばらくお休みされていた方々が再び参加されるようになり、オレンジも大分賑やかになってきました。
今回は日々の創作の様子を少しだけご紹介します。
デイケアでは、リハビリテーションの一環として様々な活動を日替わりで提供しています。創作もその一つです。折り紙や画用紙を使った作品から、時には自分の手を筆代わりに使ったアートを行ったり、先日は落ち葉を使った『フロッタージュ』と呼ばれるこすり絵を行うなど、多岐にわたる活動を取り入れてます。
それぞれの活動にはただ物を作り上げるだけではなく、きちんとしたねらいがあります。
そしてそれは作っている時だけではなくて、終わった後にも。
こちらの写真は、カレンダーのパーツを作成後、レイアウトを考えるためにテーブルの上に広げておいた時のものです。その場を通りかかったご利用者様が自然と集まって、カレンダーのパーツを見ながらおしゃべりが始まりました。
「このリンゴよくできているわねぇ」「おいしそうな色」
「どれを食べてみたい?」「私は柿かなぁ」「さつま芋もおいしそうよ」
素敵な交流の場を目にして、スタッフも気持ちがほっこりしました。ハイ、実はこれもねらいの一つなのです。作ったものから季節を感じたり、作品を通して人と交流したり、お話をしながらご自身の幼い頃を思い出したり・・・そういった活動をすることが心身の活性化、そして穏やかな日常へとつながっていく。デイケアのリハビリってそういうものなのではないかと考えています。
こちらはハロウィンの飾りの一つです。
ご高齢の方にとってはほぼ馴染みのない行事かもしれませんが、新しいことに関心を持つ、好奇心のアンテナを常に伸ばす、ということも脳の活性化につながります。なので、新しいことも活動の中に積極的に取り入れています。
皆さんが最近新しく関心を持ったことは何ですか?
かたやまクリニックのHPはこちら
➡https://www.urawamisono-katayamaclinic.jp/