土曜日, 9月 02, 2023

懐かしの・・・

 皆様こんにちは。9月を目の前に暦の上では秋ですが、まだまだ厳しい暑さが続いていますね。

先日、図書館に行ったら、児童書コーナーの片隅に木製の『紙芝居の枠』を発見。「うわ~、素敵!これは紙芝居レクをやるしかない✨」とひらめき、さっそく中身の紙芝居と共に借りてきました。

さて、紙芝居と言えば、水飴やソースせんべいなどの駄菓子が欠かせません。本当は上野か日暮里辺りへ駄菓子を仕入れに行きたいところですが、突然の思い付きだったので、近くのスーパーで駄菓子を仕入れ、デイケアにあるおもちゃのお金(初詣で毎年使ってます)を準備したらいざ、紙芝居レクのはじまりはじまり~。

今回は夏と言うことで、少しでも皆さんに涼しい気持ちを味わっていただこうと、紙芝居はお化けや妖怪関連の物を選んでみました。

まずは皆さんにお金を100円ずつお渡して、「後ほど駄菓子を買いましょう」とお知らせしました。プラスチックで出来たおもちゃの小銭ですが、お金をもらえると皆さんの表情が緩みます。拍子木で始まりの合図をしたかったのですが、手に入らなかったので、YouTubeから拍子木の効果音を流して(便利ですね~)読み始めます。朗読ド素人スタッフの拙い朗読ですが、読みながら皆さんのお顔を見ると、子どもの頃に戻ったみたいに目をキラキラ輝かせて、紙芝居に注目されています。

反応が思わしくなかったら、1つだけにしようかなと思っていたのですが、皆さんが集中している様子を見て、恐る恐る「もう1つ読む?」と尋ねてみると、「は~い」の返答。追加で2つ目のお話も披露しました。

紙芝居の後は、駄菓子屋タイム。お一人ずつ前に出てきて、100円をスタッフに渡したら、10円40円50円の箱から一つずつ好きなお菓子を選んでいただきました。ちなみに今回の駄菓子は、うまい棒、麦チョコ、たまごぼうろ、クッピーラムネなど(皆さんが選び終わってから写真を撮ったので、箱の中身は寂しい感じですが)。私たち世代には懐かしの駄菓子たちですが、もしかしたら、ご利用者様世代にはちょっと若かったかも。けれども、皆さん、楽しそうに選んで、召し上がっていました。

召し上がりながらおしゃべりをしたり、お菓子の感想を言いあったり。中でも印象に残ったのが

「いいわぁ、このチープな味がなんとも言えないのよ~」

というお言葉。大人になって食べる駄菓子の『懐かしおいしい感じ』をニコニコしながらお話しされていました。

なかなかに好評だったこのプログラム、またやってみようかなと思いました。

その時までに、朗読のスキルを磨いておきます!


















皆さんの思い出の駄菓子は何ですか?


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