オレンジ日記

オレンジ日記

2019年11月7日

クッキングはじめました

皆様こんにちは。
11月に入り、朝晩の寒暖差もだいぶ出てきましたが、体調崩されていませんか?
今年の日本列島は大型台風の影響が甚大なものでした。かたやまクリニックのすぐ近くにも綾瀬川が流れているので、スタッフ一同とても気がかりでしたが、幸いなことに、被害なく今日に至っております。
しかしながら、同じさいたま市内でも冠水や床上浸水などに見舞われた箇所が多くありました。被害に遭われた皆様が一日も早く心穏やかにいつも通りの生活を過ごせるようお祈り申し上げます。

さて、先日初めて3階のオレンジフロアにて『クッキング』のプログラムを行いました。今回作ったのは『ケーキポップス』名前だけ聞くと「?」という感じですよね。簡単に説明すると、見た目はロリポップ(短い棒のついたまん丸キャンディー)のようなもので、丸の部分がキャンディーではなく、スポンジケーキを細かく砕いてバターやチーズのクリームと混ぜお団子状にしたもので、そこにチョコレートでコーティングして、ココナッツやアラザンなどで飾りつけをしたアメリカ生まれのお菓子です。

ご利用者様にはあまり(いや、ほとんど)ご縁のなさそうなこのお菓子をなぜ選んだかというと、【スポンジをお団子に丸める】という工程が、お団子づくりなど皆さんにとってなじみの動作なのではないかと思ったからです。本物のお団子づくりはちょっとハードルが高いし、今回は火を使わずに作りたかったので、それにはこの『ケーキポップス』が適役だったというわけです。

案の定、最初に説明をした時には皆さん「???」という表情でしたが、実際の写真をお見せすると「あらかわいい」「おいしそう」と好反応。
そして、実際作り始めてからも、皆さんでおしゃべりしながら和気あいあいと進行していきました。
初めてとは思えない完成度の高さに、スタッフも驚きでした。
出来上がった『ケーキポップス』は、コーヒー紅茶とともにおやつの時間においしくいただきました。写真の見た目はちょっとたこ焼きみたいですが、とっても甘くておいしかったですよ。

試食タイムに、次回は何を作ってみたいかお尋ねしたところ、驚きの回答が・・・
を料理したい!」
「に、にわとり🐓⁉」
一瞬聞き違いかと思い、スタッフ固まりました。
が、確かに「にわとり」でした。説明の中で、「次に料理するのは11月か12月辺りかな」とお話ししたので、きっとクリスマスのイメージだったのでしょうね。
残念ながらクリニックにはオーブンがないので、ローストチキンは作れませんが、何か皆様にご満足いただけるようなメニューを考えたいと思います!!

最近は“料理療法”などとも言われ、介護施設等でも様々な形で導入されていますが、やはりお料理系のプログラムはとても人気が高いですね。


皆さんの思い出の味は何ですか?





2019年9月11日

役割をもつということ


皆様こんにちは。
台風一過の後は、猛暑の日々ですが、体調崩されていませんか?

オレンジとオレンジ2には、台風も暑さも何のその毎日皆さん元気に通所されています。


今回は、新しくできたフロアと、『役割をもつ』ということについてお話ししたいと思います。



おかげさまでオレンジのご利用者様の数が増え、2階のお部屋が手狭になったため、7月から3階の一部を間借りし、オレンジ2として運営しております。オレンジ2は、人数も10名程度と2階と比べると少ないため、出来る限りご利用者様が自分で出来る事は行っていただいています。例えば、お食事前のテーブル拭きやお箸配り、お湯呑みの下膳など。
最初はスタッフからお願いする形で行っていましたが、最近ではご利用者様の方から「手伝おうか」「○○するよ」とお声掛けいただき、自発的に行って下さるようになりました。「それってスタッフが楽をするためなんじゃないの?」と思われる方、実はこれも立派なリハビリテーションの一つなのです。
年齢を重ねて息子・娘や孫世代と暮らすようになったり、施設に入居したりすると、次第に自分で出来る事でも誰かがやってくれるようになり、自分が主体的に何かをするという機会がどんどんなくなっていきます。洗濯物を干そうとしても「おばあちゃん、それは重いからやらなくていいよ」とか、庭仕事をしようとしても「危ないからおじいちゃんは、座ってて」とか・・・。
それはそれで身体の負担が減って楽にはなるのですが、どこか物足りなさを感じたり、自分は必要とされていないのではとさみしさを感じたり。その時間を趣味やボランティア活動などで有効に活用できれば豊かな生活につながっていくのですが、そうでない場合、日常生活の中で活動範囲がどんどん狭くなり、自分で考えて行動することがなくなり、体力も低下してしまいます。普通に生活している方でもそうなのですから、認知症を持っている方の場合、推して知るべしですね。


オレンジ2で様々な“お仕事”を行っていただくようになってから、ご利用者様にも色々な変化がみられています。まず、ご利用者様同士の交流が増えたこと。普段お話しをしている以外の方とも「テーブル拭きますよ」「お箸ありますか?」と自然な形でお話しをするようになりました。それから、表情が明るくなり、以前よりも活気がみられるようになりました。そしてイライラや不満の言葉の多かった方も、自発的に出来る事を見つけ、それを行い周りから感謝されることで、イライラが随分と少なくなり、穏やかに過ごせる時間の方が多くなりました。

9月5日(木)


小さなことですが、役割を持ってそれを行うことで達成感や、誰かに必要とされる嬉しさを感じていらっしゃるのだと思います。



こんな時の私たちスタッフの役割は、皆さんが自発的に行っている“仕事”を安全に行えるように見守り、必要な時にはそっとサポートして、無事遂行できるようにすることだと思います。

子どものお手伝いもそうですが、自分でやった方が時間もかからないし、二度手間になるからとつい手を出してしまいがちですが、たとえ認知症になっても状態に応じて何かできることはあるはずです。それを行っていただくことで、自信を回復し、心身の活性化につなげていく、それがリハビリテーションの役割だと思います。



ご利用者様と接していると、手際の良さ、仕事の早さ丁寧さに驚かされることも多々あります。リハビリテーションを提供している側の私たちもご利用者様から学ばせていただくことが実に多くあるのです。

これからもお一人お一人のご利用者様に寄り添ったリハビリテーションを提供していきたいと思っています。



あなたは今日誰のために、どんな事をしましたか?

ハーモニカの先生をお招きして

演奏会を行いました。




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2019年8月13日

残暑お見舞い申し上げます


先日このブログを読んだという方からお声掛けいただきました。日々のご利用者様との関わりの中で感じたことを取り留めもなくつづっているのですが、一方通行の発信なので誰かに目にしていただいていることがわかるだけで励みになります。
いつも読んでいただいている皆様、ありがとうございます。



前回のブログで長い梅雨のお話をしていたと思ったら、梅雨が明けたとたん一気に猛暑が到来しましたね。そうこうしているうちに立秋を迎え、暦の上ではもう秋です。時間が経つのは早いものです。


以前こんな話を聞いたことがあります。子どもの頃は時間の流れが遅く感じられて(授業中には特に)いたが、大人になってみるとあっという間に一週間一か月が過ぎ、気付いたら一年経っていた。

これは、子どもの頃は勉強や社会通念など覚えなくてはならないことがたくさんあり、毎日必死に脳みそを働かせて生きているからで、大人になるとそういったことが少なくなるからあっという間に時間が過ぎてゆくのだそうです。

それを聞いてから、やはりいくつになっても何かを学んだり、新しいことを始めたりするのは大切なのだなと思いました。以前お話しした90代のスイマーにも通ずるものがありますよね。



オレンジでも昔懐かしの活動だけでなく、時々新しいことを行ってみたり、レクの中で時事ネタをお話ししたりしています。最近では、泡を使った『バブルアート』を行いました。新しいことや珍しいことを行っている時のご利用者様は、きらきらと目を輝かせとてもいい表情をしていらっしゃいます。
懐かしい思い出話をしている時の穏やかで幸せそうな表情もとても素敵ですが、子どものように興味津々という表情も活動を提供している私たちにとってはとても嬉しいです。


日常の中のささやかな一コマですが、こういった安心できる場所、楽しく過ごせる時間こそが認知症のリハビリテーションにおいては大切なことです。これからも皆さんに喜んでいただけるような、活動を日々提供していきたいと思っています。



あなたが最近時間を忘れて取り組んだものは何ですか?









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2019年7月23日

雨もまた愉し

皆さんお久しぶりです。
ちょっとご無沙汰してしまいました。

7月も後半になりました。子どもたちは夏休みの始まりに羽を伸ばしていますが、お天気の方は裏腹に、毎日どんよりとした梅雨空が続いていますね。
雨や曇りが続くと、体調が何となく気だるかったり、気分もすぐれなかったりします。
しかし、これには科学的な理由があるのです。
気圧の変動により、交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、体のあちこちに不具合が生じて・・・と難しい話をすると、重い気分がさらに加速されてしまいそうなので、それはまた別の機会に取っておくことにして、今回は気持ちがほんわかするような、オレンジでのレクの一場面のお話をしたいと思います。


523日は『キスの日』(昭和21年日本で初めてキスシーンが登場する映画が公開された日から)と『恋文の日』(523の語呂合わせから)でした。その日の午後のレクの時間、皆さんに恋にまつわるエピソードを伺いました。
最初は、皆さん恥ずかしそうに黙っていましたが、ぽつりぽつりと発言が出てくると、次第に気持ちが緩んできたのか、様々なエピソードを聞かせてくださいました。

中でも驚かされたのは、初恋の人の名前(しかもフルネームで漢字まで!)や容姿を鮮明に記憶されていたことです!
「ハンサムで、勉強ができてクラスの女の子の人気者だった」
「先生に恋をして、カバンにそっとラブレターを忍ばせた」
「隣村の女の子からラブレターをもらった」・・・などなど

しかもそれがお一人だけではなく、複数の方から聞かれました。実際その恋のお相手とは会ったことのない私にも、その姿が目に浮かぶような具体的で素敵なエピソードに、話している方だけではなくフロア全体が初恋のドキドキとときめきの気分に包まれました。


自分でも忘れていた記憶の引き出しの奥深くにあることも、こうして誰かの話を聞いているうちにふいに思い出せたりする。楽しかった出来事、嬉しかった気持ち、切ない思い出・・・色んな感情を胸に呼び起こしながら、ご自身の人生を振り返る
何気ない事のように思われるかもしれませんが、実はこれも大切なリハビリテーションの一つなのです。

もちろん時には辛かったこと、悲しかったことを思い出されてしまうこともあります。そういった時にも、その方の気持ちに寄り添い、辛い思い出を乗り越えて今日まで生きて来られたこと、今ここで出会えてお話を聞かせていただいたことに感謝をしつつ、今後の前向きな未来に繋げていけるような関りを持つように心がけています。

これからも皆さんの引き出し探しのお手伝いを一緒にしていけるといいなと思っています。

さて、皆さんの恋の思い出は?







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2019年5月17日

新しい時代に新しいことを始めよう!


皆さんこんにちは。

長かったゴールデンウイークが明けたと思ったら、もう五月も折り返し地点ですね。
『令和という新しい時代のはじまりです。連休明けで、まだなんとなく調子が出ないので(私だけでしょうか?)、今月は堅苦しいことは抜きにして、気持ちが前向きになるような話題を。


何年か前にテレビで『100歳のスイマー』という特集を見ました。
長岡三重子さんというこの女性は、大正8(1919)年生まれ。100歳で身も心もお元気というだけでも十二分に素晴らしいのですが、水泳で数々の世界記録を更新させているというのですからさらに驚きです。
こんな風に書くと、きっと小さい頃から水泳に慣れ親しんでいたのだろうと思うでしょうが、三重子さんが水泳を始めたのは何と80歳を超えてから!始めた理由も、趣味の“”で痛めてしまった(ここに至る人生の経緯もものすごく興味深いものなのですが、かなり長くなってしまうので今回は省略させていただきます)膝のリハビリとしてだったとのこと。
それが、いつの間にか水泳の試合に出るようになり、日本代表として世界の舞台に立つまでに。
銀メダルまで受賞して、まさに「すごい!」の一言に尽きるのですが、ここで三重子さんの闘志にさらに火が付きます。「二番じゃだめだ、一番じゃないと」ということで、90代に入り、自らトレーナーに直談判し、個人レッスンを受けて金メダルを目指します。そして、見事金メダルを獲得するのです。もちろんその後も三重子さんの挑戦は続きます・・・。


この話をレクの中でオレンジの利用者様にしたら、「へえ~」と皆さん驚きの表情でした。
そして、その時皆さんの目がキラリと一瞬輝いたのを私は見逃しませんでしたよ!
やはり、いくつになっても何かに挑戦するという思いは大切にしたいですね。

脳を若々しく保つためには、運動食事に気を付けるだけでなく、知的な活動社会的な活動も大切だと言われています。

オレンジでは、ぬりえやラジオ体操など以前からなじみのある活動の他に、時々新しい道具やゲームを取り入れた活動も行っています。そういった中で、ご自分の興味関心の幅を新しく広げていただけたらと思っています。

私がこれまでに出会ったご利用者様の中には、デイケアで作った作品を持ち帰り、自宅で復習を兼ねて新たな作品を作成されるという研究熱心な方もいらっしゃいました。あるいは、「デイケアで久しぶりに『ツル』を折ったから、家でも暇な時間にチラシを使って作ってみたわ」という方も。
デイケアでの活動をこのように普段の生活でも役立てていただけると嬉しい限りです。


さて、これを読んでいる皆さんは令和に何を始めますか?




今月の創作です。↓





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2019年4月21日

環境の変化

環境の変化
皆様、こんにちは。4月になり、新年度がスタートしました。
今年は3月末に桜の開花宣言が出て以来、寒の戻りが何度かあったためか、比較的長い期間桜を楽しむことができましたね。何度もお花見を楽しめてうれしい反面、先日のような真冬の寒さには驚かされました。皆様、ジェットコースターのような気温の変化で体調など崩されていませんか?
新年度になり、街には真新しい制服やスーツに身を包んだ幼稚園生から社会人まで、フレッシャーズがたくさん見られています。新しい環境に慣れるまでは、緊張の毎日ですよね。
前回のブログでお話しした『見当識障害』とも大きく関連するのですが、認知症の方にとって環境の変化は心身の状態に非常に大きな影響を及ぼします。配偶者との死別や、引っ越し、あるいは可愛がっていたペットとの別れなど、本人にとってショックな出来事が起こると認知機能にも少なからず変化が起こります。一つだけでも大きなショックですが、さらにこれらの出来事が重なると、影響もそれだけ大きくなります。例えば、高齢のご夫婦のうちどちらかが亡くなり、一人暮らしをさせるのが心配だからと離れた地域に住む息子や娘のところへ引っ越してくる。新しい環境では知り合いもいないし、土地勘もないから家に籠りっきりになってしまい、いつしか元気もなくなって物忘れも出始めて・・・という話はよく耳にしますよね。では、一体どのようにすれば新しい環境でも以前と変わらずに元気に生活を続けていけるのでしょうか?

○なじみを大切にする
なじみの人、なじみの場所、なじみの食べ物、なじみの道具、なじみの服、なじみの趣味などなど、人には生活していく中で少しずつ構築されていったこれらの物事が少なからずあるのではないかと思います。引っ越しなど、どうしても避けることができない出来事がある場合、可能な限り上記の『なじみ』を身の回りに置いておくだけでも、気持ちが休まります。つまり、ご本人にとって少しでも安心できる環境を作るということです。すべてを以前と同じにするのは難しいと思いますので、例えば朝食がご飯食からパン食に変わった場合に、みそ汁だけは出してみるとか、趣味の活動が続けられるよう、地元で参加できそうなサークルを探してみる、近所を一緒に散歩して故郷の風景に似たような落ち着ける場所を探してみる・・・ほんの少しでも構わないので、ご本人の気持ちに寄り添って一緒に安心できる環境づくりを行っていくという姿勢が大切だと思います。
しかしながら、気持ちの上ではわかっていても、自分たちの生活もあるし、時間を取れない・・・そんな時こそ、デイケアの存在を是非有効に活用していただきたいと思います。決まった時間にデイケアに出かけ、なじみの仲間やスタッフと共に一日を過ごすのは、安定した生活の継続に繋がっていきます。また、デイケアでは、毎日歌や体操、ゲームに創作、季節のイベントなどご利用者様が毎日通っても飽きないよう、様々な活動が行われています。ご家族様の力だけでは補えない部分をサポートしていく、これがデイケアの役割の一つであると思います。医師や看護師による医療的なサポート、作業療法士によるリハビリのサポート、介護福祉士による身体ケアのサポート、専門職の揃ったデイケアだからこそできる手厚いサポート体制が、デイケアにはあります。
オレンジでも、これらのスタッフが協力してご利用者様のサポートを行っています。

最後に、今月の作品を。
オレンジにもたくさんの桜が咲きました!







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2019年3月16日

五感で感じる

皆様、こんにちは。
三月も半ばになり、年度末で何だか気ぜわしいですね。
何日か前には桜の頃の陽気となり、春が来たかと思いきや、また北風が吹く寒い日が続いたり・・・この時期は気分の変化だけでなく、体調にも変化を起こしやすいですよね。
『三寒四温』という言葉があるように、こうして季節が少しづつ変わっていくのですね。

さて、今日は【見当識障害】とオレンジでの取り組みについて少しお話したいと思います。
【見当識】とは簡単に言うと、「今日が何月何日で、ここはどこで、自分(あるいは目の前にいる人)は誰なのか」を理解して、今自分が置かれている状況を理解する能力のことです。【見当識障害】とは、これらの機能がうまく働かなくなり、生活に支障を来すことを指します。

【見当識障害】は次の3つに大別されます。

時間の見当識障害
日付や時間だけでなく、春夏秋冬の季節や朝昼晩が分からなくなる
どんなトラブルが起こる?⇒真冬なのに薄着、夏なのにストーブをつける

場所の見当識障害
 街並失認:建物や景色の識別ができなくなる
 道順障害:目的地は分かるが、慣れた道であってもどちらに行けばよいか分からなくなる
どんなトラブルが起こる?⇒家の中で、トイレに行ったら居間に戻れなくなった

の見当識障害
自分の名前や、家族友人などとの人間関係のつながりが分からなくなる
どんなトラブルが起こる?⇒自分の娘や息子のことが分からなくなり、家から追い出そうとする

認知症の種類により、見当識障害の症状の出方も様々です。
オレンジでは、毎日様々な方法で、これらの見当識障害にアプローチしています。
例えば・・・

😊朝の会・午後の活動・帰りの会と一日3回(もしくはそれ以上)日付やお天気、気候の確認を皆さんで行っています。スタッフが一方的に伝えるのではなく、可能な限り利用者の皆さんに答えていただいています。

😊毎日の活動や掲示物の中に季節を感じるものを積極的に取り入れています。
例えば、椿の壁飾りを作ったり、利用者様の写真を入れた雛人形の壁飾りを作ったりして掲示しています。先日は、スタッフが蕗の薹(ふきのとう)を自宅から持参し、皆さんに春の息吹を感じていただきました(下記写真)。

☺スタッフが利用者様にお声掛けするときは、なるべく近くで顔が見えるようにし、安心できるなじみの存在であることを感じていただくようにしています。

その他にもスタッフは様々な工夫をして利用者の皆さんが安心して、楽しくオレンジで過ごせるようにしています。
写真を見て、その様子が少しでも伝われば嬉しいです。







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2019年2月16日

笑いで春を呼び込もう!

 節分を過ぎ、暦の上では春を迎えましたが、まだまだ寒さが厳しいですね。
今シーズンは例年にない勢いでインフルエンザが大流行しました。オレンジでも、ご利用者様だけでなく、スタッフにも大きな影響が出ましたが、現在はほぼ通常通りに回復していますので、ご安心ください。しかしながら、本格的な春の到来までは、油断禁物です!
そこで、今回は誰でも手軽にできる健康法として、“笑い”を取り上げたいと思います。


 風邪やインフルエンザの予防に効果的といわれていることは、
 
 ○うがい
 ○手洗い
 ○栄養
 ○休養

 が一般的ですよね。皆さんも日々の生活の中で実践されていることと思います。
そこにもう一つ手軽な健康法“笑い”を取り入れてみてはいかがでしょうか?
実は、“笑い”には実に多くの効果があるんです。
 
 1.免疫システム全体のバランスを取る(NK細胞の活性化)
 2.脳機能の活性化(α波↑、脳血流↑)
 3.血行促進
 4.自律神経のバランスを整える
 5.筋力up
 6.幸福感を感じる
 7.鎮痛作用   などなど

 笑うだけでこんなにいろんな効果があるの?と思うかもしれませんが、実際に様々な研究でその効果が実証されています。わかりやすい所では、たくさん笑うとたくさん息を吸いますよね?つまり体内にたくさんの酸素が取り込まれるので、身体の血行が促進されると言うわけです。それから、笑いすぎておなかが痛くなったことはありませんか?それは、笑うことでお腹の筋肉を使ったことにより起こったものです。そして、大笑いした後は不思議とほっとした気分になり、怒りを覚える人はいませんよね?

 人生そんなに楽しいことばかりない、落語も漫才も大嫌い、でも構いません。とある研究結果では、心からの笑いでなくても、つまり、作り笑いでも効果があるとのこと。
でも、出来るならば、日々の楽しい出来事で笑いたいですよね。
 
 そんな皆さんの笑顔をたくさん見たいので、オレンジでは日々皆さんに楽しんでいただけるような活動を提供しています。2月の初めには、節分レクで鬼退治を行いました。スタッフの渾身のコスプレや、楽しいゲームに皆さんの笑顔がいつもよりたくさん見られた一日でした。
 皆さんの楽しそうな様子を見ていると、私たちスタッフも自然と笑顔になります。笑顔の連鎖って素敵ですよね。しかも楽しみながら健康増進までできるなんて、お得なことこの上ナシ。
 
 是非皆さんで、たくさん笑って、元気に春を呼び込みましょう!








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2019年1月15日

新年のご挨拶

遅ればせながら・・・

皆様、新年あけましておめでとうございます!

新しい年の幕開けですね。と言っても、鏡開きも終わりお正月気分もひと区切りで、日常の生活リズムに戻りつつある頃でしょうか?同時に今の時期は心身共に年末年始の疲れが出やすい頃でもあります。インフルエンザも猛威を振るいつつありますので、体調管理には十分気を付けましょう。

さて、オレンジは1月4日から新年をスタートしました。
年明けの様子をお伝えします。
お部屋には創作の時間に作成した、カレンダーや凧などが飾られ、新年の幕開けをにぎやかに彩っています。
毎日のプログラムも、ご利用者様に少しでも季節を感じていただこうとスタッフが日々趣向を凝らした活動を提供しています。

ちなみに最近では、
七草粥にちなんだ『七草輪投げ』や、サイコロで出た目のお題をしながら進める『お題双六』などを行いました。

今年も皆さんに楽しんで通っていただけるよう、スタッフ一同頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願い致します。
ブログでも、日々の様子や役に立つ話などお届けしていく予定です。

今年は色々な意味で、節目の年。
皆様にとっても素敵な一年になりますように。






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