オレンジ日記

オレンジ日記

2020年2月28日

鬼は外、福は内


皆様こんにちは。

立春を迎え、暦の上では春になりました。暖冬と言われている今冬ですが、やはり朝晩の冷え込みがまだまだ厳しいですよね。コロナ問題の行く末も気になり、気持ちが暗くなりがちな今日この頃、本格的な春の到来が待ち遠しいです。


さて、2月と言えば節分。オレンジでも節分に関連したレクリエーションや、調理のプログラムを行いました。
写真は、23日に行った『鬼せんべい』作りの作品です。




土台はソフトせんべい。小枝の眉毛に麦ポンの髪の毛、耳はスイートポテトで出来ています。目と鼻はチョコペンで描きました。
作品を作りながら楽しんだだけでなく、食べるときにも「どこから食べようか」と周りの方とおしゃべりしながら、皆様童心に返って楽しみました。鬼を食べて厄払い、ですかね。
お部屋の作品も月が替わって模様替え。梅に鶯、鬼とお多福、バレンタインのハート、とにぎやかに仕上がりました。


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2020年1月18日

新年のご挨拶と昨年の報告

令和2年になりました。
年末年始でバタバタしていたと思ったら、あっという間に一月も折り返しですね。
巷では、風邪やインフルエンザが猛威を振るいつつありますが、皆様お変わりございませんでしょうか?

改めて、昨年を振り返ってみると、オレンジでも様々な出来事がありました。
なかでも一番大きな変化は、昨年の夏にオレンジ2という新しいフロアができたことではないかと思います。
最初は木曜日のみの開催でしたが、今では月~土曜すべての曜日に行っています。
今では2階3階ともに大勢の方々がいらっしゃっています。

さて、諸般の事情により滞っていた写真をいくつかアップします。
まずは、クリスマスものから。
フェルトのコースターで作ったツリー


ロールペーパーのクリスマスツリー

12月25日にはクッキング第2弾。タルトレットで『おいしいクリスマスツリー』を作りました。↓ 一味違ったクリスマススイーツに皆さん大満足していただきました!

①生クリームを泡立てて
②クリームチーズと混ぜて
③絞って、飾って、できあがり♪






















最後は、1月の壁飾り。
謹賀新年の文字もご利用者様が書きました
ネズミ年ということで・・・






















今年もご利用者様やご家族様に

「今日も一日楽しかったなぁ」、
「オレンジに通って良かったなぁ」

と思って頂けるようなデイケアを目指し、スタッフ一同精進して参ります。

ご支援よろしくお願い致します!



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2019年12月5日

一足早いメリークリスマス!

皆様こんにちは。
師走に突入し、いよいよ令和2年へ向かってのカウントダウンが始まりましたね。
オレンジフロアは23階それぞれに華やかな飾りでいっぱいで、クリスマスムード満点になっています。
どれも素晴らしい飾りばかりなので、今回は写真を中心にお届け致します。

123日(火)は2階オレンジのフロアで一足早いクリスマスコンサートが開催されました。
昨年もお越し頂いたゴスペルグループ『パラダイス』の皆様がにぎやかに演奏して下さいました。およそ90分間のステージで、前半7曲、後半5曲の演奏に加え、アニメーションの映像やクイズのコーナーもあり、盛りだくさんの内容でした。利用者様へのインタビューのコーナーもあり、前に出て堂々とお話されている様子は、スタッフにとっても新鮮なものでした。最後は、クラッカーと「メリークリスマス!」の掛け声で大盛り上がりのうちに終了したのでした。

12月19日(木)には3階オレンジにて『ハーモニカコンサート』が開催される予定です。バンドのにぎやかな演奏も迫力がありますが、しっとりと情感豊かなメロディーを奏でるハーモニカもまた素敵ですよね。こちらの様子もまた改めてご報告いたします!

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2019年11月7日

クッキングはじめました

皆様こんにちは。
11月に入り、朝晩の寒暖差もだいぶ出てきましたが、体調崩されていませんか?
今年の日本列島は大型台風の影響が甚大なものでした。かたやまクリニックのすぐ近くにも綾瀬川が流れているので、スタッフ一同とても気がかりでしたが、幸いなことに、被害なく今日に至っております。
しかしながら、同じさいたま市内でも冠水や床上浸水などに見舞われた箇所が多くありました。被害に遭われた皆様が一日も早く心穏やかにいつも通りの生活を過ごせるようお祈り申し上げます。

さて、先日初めて3階のオレンジフロアにて『クッキング』のプログラムを行いました。今回作ったのは『ケーキポップス』名前だけ聞くと「?」という感じですよね。簡単に説明すると、見た目はロリポップ(短い棒のついたまん丸キャンディー)のようなもので、丸の部分がキャンディーではなく、スポンジケーキを細かく砕いてバターやチーズのクリームと混ぜお団子状にしたもので、そこにチョコレートでコーティングして、ココナッツやアラザンなどで飾りつけをしたアメリカ生まれのお菓子です。

ご利用者様にはあまり(いや、ほとんど)ご縁のなさそうなこのお菓子をなぜ選んだかというと、【スポンジをお団子に丸める】という工程が、お団子づくりなど皆さんにとってなじみの動作なのではないかと思ったからです。本物のお団子づくりはちょっとハードルが高いし、今回は火を使わずに作りたかったので、それにはこの『ケーキポップス』が適役だったというわけです。

案の定、最初に説明をした時には皆さん「???」という表情でしたが、実際の写真をお見せすると「あらかわいい」「おいしそう」と好反応。
そして、実際作り始めてからも、皆さんでおしゃべりしながら和気あいあいと進行していきました。
初めてとは思えない完成度の高さに、スタッフも驚きでした。
出来上がった『ケーキポップス』は、コーヒー紅茶とともにおやつの時間においしくいただきました。写真の見た目はちょっとたこ焼きみたいですが、とっても甘くておいしかったですよ。

試食タイムに、次回は何を作ってみたいかお尋ねしたところ、驚きの回答が・・・
を料理したい!」
「に、にわとり🐓⁉」
一瞬聞き違いかと思い、スタッフ固まりました。
が、確かに「にわとり」でした。説明の中で、「次に料理するのは11月か12月辺りかな」とお話ししたので、きっとクリスマスのイメージだったのでしょうね。
残念ながらクリニックにはオーブンがないので、ローストチキンは作れませんが、何か皆様にご満足いただけるようなメニューを考えたいと思います!!

最近は“料理療法”などとも言われ、介護施設等でも様々な形で導入されていますが、やはりお料理系のプログラムはとても人気が高いですね。


皆さんの思い出の味は何ですか?





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2019年9月11日

役割をもつということ


皆様こんにちは。
台風一過の後は、猛暑の日々ですが、体調崩されていませんか?

オレンジとオレンジ2には、台風も暑さも何のその毎日皆さん元気に通所されています。


今回は、新しくできたフロアと、『役割をもつ』ということについてお話ししたいと思います。



おかげさまでオレンジのご利用者様の数が増え、2階のお部屋が手狭になったため、7月から3階の一部を間借りし、オレンジ2として運営しております。オレンジ2は、人数も10名程度と2階と比べると少ないため、出来る限りご利用者様が自分で出来る事は行っていただいています。例えば、お食事前のテーブル拭きやお箸配り、お湯呑みの下膳など。
最初はスタッフからお願いする形で行っていましたが、最近ではご利用者様の方から「手伝おうか」「○○するよ」とお声掛けいただき、自発的に行って下さるようになりました。「それってスタッフが楽をするためなんじゃないの?」と思われる方、実はこれも立派なリハビリテーションの一つなのです。
年齢を重ねて息子・娘や孫世代と暮らすようになったり、施設に入居したりすると、次第に自分で出来る事でも誰かがやってくれるようになり、自分が主体的に何かをするという機会がどんどんなくなっていきます。洗濯物を干そうとしても「おばあちゃん、それは重いからやらなくていいよ」とか、庭仕事をしようとしても「危ないからおじいちゃんは、座ってて」とか・・・。
それはそれで身体の負担が減って楽にはなるのですが、どこか物足りなさを感じたり、自分は必要とされていないのではとさみしさを感じたり。その時間を趣味やボランティア活動などで有効に活用できれば豊かな生活につながっていくのですが、そうでない場合、日常生活の中で活動範囲がどんどん狭くなり、自分で考えて行動することがなくなり、体力も低下してしまいます。普通に生活している方でもそうなのですから、認知症を持っている方の場合、推して知るべしですね。


オレンジ2で様々な“お仕事”を行っていただくようになってから、ご利用者様にも色々な変化がみられています。まず、ご利用者様同士の交流が増えたこと。普段お話しをしている以外の方とも「テーブル拭きますよ」「お箸ありますか?」と自然な形でお話しをするようになりました。それから、表情が明るくなり、以前よりも活気がみられるようになりました。そしてイライラや不満の言葉の多かった方も、自発的に出来る事を見つけ、それを行い周りから感謝されることで、イライラが随分と少なくなり、穏やかに過ごせる時間の方が多くなりました。

9月5日(木)


小さなことですが、役割を持ってそれを行うことで達成感や、誰かに必要とされる嬉しさを感じていらっしゃるのだと思います。



こんな時の私たちスタッフの役割は、皆さんが自発的に行っている“仕事”を安全に行えるように見守り、必要な時にはそっとサポートして、無事遂行できるようにすることだと思います。

子どものお手伝いもそうですが、自分でやった方が時間もかからないし、二度手間になるからとつい手を出してしまいがちですが、たとえ認知症になっても状態に応じて何かできることはあるはずです。それを行っていただくことで、自信を回復し、心身の活性化につなげていく、それがリハビリテーションの役割だと思います。



ご利用者様と接していると、手際の良さ、仕事の早さ丁寧さに驚かされることも多々あります。リハビリテーションを提供している側の私たちもご利用者様から学ばせていただくことが実に多くあるのです。

これからもお一人お一人のご利用者様に寄り添ったリハビリテーションを提供していきたいと思っています。



あなたは今日誰のために、どんな事をしましたか?

ハーモニカの先生をお招きして

演奏会を行いました。




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2019年8月13日

残暑お見舞い申し上げます


先日このブログを読んだという方からお声掛けいただきました。日々のご利用者様との関わりの中で感じたことを取り留めもなくつづっているのですが、一方通行の発信なので誰かに目にしていただいていることがわかるだけで励みになります。
いつも読んでいただいている皆様、ありがとうございます。



前回のブログで長い梅雨のお話をしていたと思ったら、梅雨が明けたとたん一気に猛暑が到来しましたね。そうこうしているうちに立秋を迎え、暦の上ではもう秋です。時間が経つのは早いものです。


以前こんな話を聞いたことがあります。子どもの頃は時間の流れが遅く感じられて(授業中には特に)いたが、大人になってみるとあっという間に一週間一か月が過ぎ、気付いたら一年経っていた。

これは、子どもの頃は勉強や社会通念など覚えなくてはならないことがたくさんあり、毎日必死に脳みそを働かせて生きているからで、大人になるとそういったことが少なくなるからあっという間に時間が過ぎてゆくのだそうです。

それを聞いてから、やはりいくつになっても何かを学んだり、新しいことを始めたりするのは大切なのだなと思いました。以前お話しした90代のスイマーにも通ずるものがありますよね。



オレンジでも昔懐かしの活動だけでなく、時々新しいことを行ってみたり、レクの中で時事ネタをお話ししたりしています。最近では、泡を使った『バブルアート』を行いました。新しいことや珍しいことを行っている時のご利用者様は、きらきらと目を輝かせとてもいい表情をしていらっしゃいます。
懐かしい思い出話をしている時の穏やかで幸せそうな表情もとても素敵ですが、子どものように興味津々という表情も活動を提供している私たちにとってはとても嬉しいです。


日常の中のささやかな一コマですが、こういった安心できる場所、楽しく過ごせる時間こそが認知症のリハビリテーションにおいては大切なことです。これからも皆さんに喜んでいただけるような、活動を日々提供していきたいと思っています。



あなたが最近時間を忘れて取り組んだものは何ですか?









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2019年7月23日

雨もまた愉し

皆さんお久しぶりです。
ちょっとご無沙汰してしまいました。

7月も後半になりました。子どもたちは夏休みの始まりに羽を伸ばしていますが、お天気の方は裏腹に、毎日どんよりとした梅雨空が続いていますね。
雨や曇りが続くと、体調が何となく気だるかったり、気分もすぐれなかったりします。
しかし、これには科学的な理由があるのです。
気圧の変動により、交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、体のあちこちに不具合が生じて・・・と難しい話をすると、重い気分がさらに加速されてしまいそうなので、それはまた別の機会に取っておくことにして、今回は気持ちがほんわかするような、オレンジでのレクの一場面のお話をしたいと思います。


523日は『キスの日』(昭和21年日本で初めてキスシーンが登場する映画が公開された日から)と『恋文の日』(523の語呂合わせから)でした。その日の午後のレクの時間、皆さんに恋にまつわるエピソードを伺いました。
最初は、皆さん恥ずかしそうに黙っていましたが、ぽつりぽつりと発言が出てくると、次第に気持ちが緩んできたのか、様々なエピソードを聞かせてくださいました。

中でも驚かされたのは、初恋の人の名前(しかもフルネームで漢字まで!)や容姿を鮮明に記憶されていたことです!
「ハンサムで、勉強ができてクラスの女の子の人気者だった」
「先生に恋をして、カバンにそっとラブレターを忍ばせた」
「隣村の女の子からラブレターをもらった」・・・などなど

しかもそれがお一人だけではなく、複数の方から聞かれました。実際その恋のお相手とは会ったことのない私にも、その姿が目に浮かぶような具体的で素敵なエピソードに、話している方だけではなくフロア全体が初恋のドキドキとときめきの気分に包まれました。


自分でも忘れていた記憶の引き出しの奥深くにあることも、こうして誰かの話を聞いているうちにふいに思い出せたりする。楽しかった出来事、嬉しかった気持ち、切ない思い出・・・色んな感情を胸に呼び起こしながら、ご自身の人生を振り返る
何気ない事のように思われるかもしれませんが、実はこれも大切なリハビリテーションの一つなのです。

もちろん時には辛かったこと、悲しかったことを思い出されてしまうこともあります。そういった時にも、その方の気持ちに寄り添い、辛い思い出を乗り越えて今日まで生きて来られたこと、今ここで出会えてお話を聞かせていただいたことに感謝をしつつ、今後の前向きな未来に繋げていけるような関りを持つように心がけています。

これからも皆さんの引き出し探しのお手伝いを一緒にしていけるといいなと思っています。

さて、皆さんの恋の思い出は?







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